校長室の生きもの係⑧

校長室の生き物係り⑧ 銀バト

 写真は5年前まで中高玄関にいたテバちゃんです。南アフリカ原産のジュズカケハトを品種改良したアルビノを日本では銀バトと呼び、マジックのハトとして飼われています。ペットとして飼育している方は皆無に近いでしょう。テバちゃんは、知り合いの小児科の先生から譲っていただいたハトの子供です。現在はハトの飼育は事情があってやめました。

 さて、このハトは大人しく純白で美しいので野山に離し、野生化させたらどうでしょうか。北海道中を白い小さなハトが飛んでいる姿を想像すると面白いですね。

 でも絶対にしてはいけないことなのです。なぜならば地域固有の生物が生存して平衡を保って生態系を維持しているのが自然です。外来種を導入することでその生態系を壊し、ひいては現存する種の生き物を連鎖的に絶滅へ導く可能性があるからです。

 最近ペットとして飼われていたものを大きくなったから、凶暴になったからなど、手に余し、野山や川に捨てるケースが問題になっています。札幌近郊ではアライグマが野生化し、道東のオンネトーではグッピーやティラピアという熱帯魚が増え、温泉水に含まれるマンガンを吸収する水藻を食べ尽くすなど話題になっています。

実際銀バトは冬の寒さに適応できず、放鳥しても死んでしまうことでしょうから問題にはならないと思いますが。でも油断は禁物!